2006年12月31日

流星超人ディ・フィート第一話「その名は、ディ・フィート!!」 B“星を護る男”

ここは、時空間の狭間にあるカオスゾーンの根城。
先程、ディ・フィートとやりあった老人が3人の男女と言い合っている。
「厄介なヤツが現れたもんです…。どうしましょうか。」
「フフフ…、楽しくなったわね。」
「楽しんでいる場合ではありません!!」
「シフトは、気にし過ぎだ!!漢ならシャキッとしろ!!!」
「まだ、向こうの世界に出れないお前に何も言われたくありません!!!」
「フン、阿呆共が…。」

シフトと呼ばれた老人とグラマラスな女性とゴツい男性の会話を聞いていた甲冑を纏った男性が鼻で笑ってマントを翻して去って行く。
「コラッ!!スラッシュ何処へ行くんですか?!まだ、話しは終わってはおりませんよ!!」
「まぁ、大邪神様のお怒りを受けないようにしなさい。」
「ガッハッハ…。儂が出れるまで獲物は残しといてくれよ。」
そういうとシフトと呼ばれる老人を残して3人消え去った。
「お前達まで…、待ちなさい!!………くそっ、アイツ等め!!」


場所は変わり警察病院。
ディ・フィートに変身した男の喫茶ジャスティスに居させて欲しいとの願いに快諾した勝造。それに椛と千石は不服なようだ。
「ちょっと、お父さん本気?!こんな得体の知れない男を!!」
「こんな腕じゃあ、料理とか出来ないだろう?それに元々バイトを募集してたし、それが住み込みで働くだけだ。」
「ちょっ、おやっさん!!」
「俺が良いと言ったら良いんだ!!それに万が一椛から見て働きが悪ければ辞めさせたら良いだろ?ひとまず…。」
「分かったわよ。お父さんがこうと決めたらお母さんも止めれなかったしね…。」

勝造の言葉を遮って椛が溜め息混じりで答えた。
「ちょっ、椛ちゃんまで?!」
「良いの。それより、アナタ!!頑張りなさいよね!!!」
「有難う御座います!!」
「名前が無いのは、大変だよな…。う〜ん…。よし、セイゴって言うのはどうだ?星を護るって書いてセイゴ…。」

男は、勝造のディ・フィートとしての自分への応援の気持ちを感じ、感謝の気持ちを込めて精一杯の笑顔で頷いた。
「星護ねぇ…。了解、星護これからもヨロシクね。」
「ハイッ!!」

がっちりと握手を交わす二人。
「ちょっ…。俺は認めないからな!!」
「千ちゃんが認めなくても、別に問題ないわよ。」

椛にツッコマれ肩を落とす千石。
夏も終わりに近づいた晩夏の夕暮れ、涼風流れ込む病室には、笑い声が広がっていた。


第一話「その名は、ディ・フィート!!」 終
posted by sunafkin at 11:50| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想・バトン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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