2006年11月28日

流星超人ディ・フィート第一話「その名も、ディ・フィート!!」 @“カオスゾーン現る!!”

ザァ…
降りしきる雨の中、傘をさし急ぎ足で行き交う人々の中に一人の男が傘もささずにずぶ濡れになりながらトボトボとまるでさ迷うが如く歩いている。

とある喫茶店の前。
「あぁもう、こう雨が続くと売上落ちるじゃない!!せっかく、私がここまでしてるのに…」
軒先で雨降りの空を見ながら、メイドの格好をした女性がブツクサぼやいている。
バタン!!
何かが倒れた音がして、彼女の目は空から音の方へ向いた。
そこには、先程の街をさ迷う男が倒れている。
「ちょっと、アンタ!?何を人の店の前で倒れてるのよ!!そんな所で倒れてたら余計に客がこないじゃない!!!」
そう言いながら持っていたモップの柄で倒れている男をつつっいている。
「チョッ、マジで?意識無いとか…。お、お父さん、大変!!!!」
いくらつつっいても反応が無いのをみて急に焦り、父親を大声で呼ぶ女性。

うっ…
「お、目が覚めたか?」

カウンターの中で筋肉隆々のヒゲを生やした男性が皿を拭きながら、起きた男に話しかけた。
「ここは…。」
「ここはな…。」

皿を拭きながらヒゲ筋肉は説明し始めた。
ここは、東京都秋葉ヶ原市。全ジャンルのオタクの聖地と呼ばれる場所で、この喫茶店は特撮オタクの聖地と呼ばれ親しまれているその名も喫茶 ジャスティス。そして、このヒゲ筋肉はここのマスターで正義 勝造(マサヨシ カツゾウ)というそうだ。
「あんた、何処に行くつもりだったんだ?」
「分からない…、自分が誰であるのかも……。」
「…あんた、行くとこないなら。うちに来い!!」
「いや、見ず知らずの人にこれ以上迷惑は…。」
「そうよ!!迷惑なんだから、目が覚めたならさっさと出ていきなさい!!!」

奥からさっきのメイド服を来た女性が出てきた。
「こら!!椛(モミジ)、母さんが言っいてただろう、困った人は助けなさいって!!!」
カランカラン…
「いらっしゃい!!」
「ま、ま、マスター、助けて!!」

男が一人慌てて駆け込んで来るなり、勝造に助けを求める。
「どうした?」
「せんちゃんが…、せんちゃんが…。」
「千石がどうしたんだ??」
「機関車公園で僕が変なヤツらに囲まれて…、せんちゃんが…。」
「機関車公園だな!!よし、お前はここにいろ!!」
「お父さんが行かなくても、せんちゃんは…。」
「後輩を見捨てておけないだろ!!」

勝造は、そう言って店を出ていってしまった。

秋葉ヶ原市内にある機関車公園は、その名の通り機関車が飾ってある公園である。
その公園で一人の男が時計の模様が全身に描かれた全身タイツの集団に囲まれている。
「自分ら、何者や?!」
キィ!!

男の問いに答えることはなく、ただ奇声を上げて男を睨み付けている。
「待て!!」
そこに、勝造が現れた。
「多勢に無勢とは、卑怯だぞ!!!」
そう言って謎の集団の一人に殴りかかった!!
ガン!!!
鈍い音と共に、倒れる謎の集団の一人。
「痛ってぇ!!!!なんだ?!コイツら、やたらと固いぞ!!」
「おやっさん!!どうして?」
「太郎が来てな…。」
「そうなんや。でも…どないしましょ、コイツら。」
フフフ…

何処からか、不敵な笑いが木霊する。
「誰だ!!出てこい!!!」
「この次元の人間もやるではないか。」
「誰や、お前!!」
「我々は、この次元の支配者となるカオスゾーンである…。」
「意味分からんし。」
「これから死ぬ貴様等が意味など知らなくて良いのですよ。やってしまいなさい、クロッカー共。」

一斉に襲いかかる、クロッカーと呼ばれた集団。
果たして、千石と勝造の運命は?!


つづく…。

posted by sunafkin at 01:21| 京都 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 妄想・バトン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ!いやあ☆このお話の御蔭で元気になりましたよ!遅くなってごめんなさい♪
ぷははっ!あの筋肉ヒゲってネーミング最高です!
小生の頭の中はフレディで一杯になってしまったではありませんか!w
全身タイツの恐るべし集団w彼らの正体は?
また続きを読ませてくださいね!
Posted by hirotako at 2006年12月05日 20:37
おいでやす、師匠w

>いやあ☆このお話の御蔭で元気になりましたよ!遅くなってごめんなさい♪

おぉ、それは良かったですw
遅いのなんて気にしません。
読んで頂けるなら、なんでもokです♪

さて、勝造はオイラ的には角田さんがモチーフです。
実写化されるなら、角田さんに演じて頂きたいですw
でも、フレディーも捨て難いなぁw
どっちにしろ、タンクトップは間違いないです^^;

ちなみに、続きは今上げましたw
どうぞ、お読み下さいm(_ _)m

それでは、師匠のまたのご来店を心よりお待ちしておりますm(_ _)m
Posted by sunafkin at 2006年12月05日 21:00
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