2006年09月17日

仮面ライダー京鬼外伝ノ二十五“京鬼の決意”

ザンキの制止を聞かないくらい元気な剣斗と呼ばれる少年は蛇鬼にされた少年である。結局、一年前に蛇鬼を京都へ連れて帰るというキョウキ意見のは総本山に反対されて、無理だった。
その変わりにと、キョウキが蛇鬼だった少年の名前を決める際に双子の弟だった剣斗の名前を剣斗が人生をやりなおせるようにと付けたのだった。そして、その剣斗はキョウキの弟として白神の養子に入り、今はザンキの弟子として邁進している。
「キョウキ兄さん、光先輩、お久しぶりです!!」
「おぅ、頑張っとるか?」
「うん!!」
「光、剣斗に奥を案内してもらっとけ…。」
「あきらも行ってきなよ。」
「明日夢も…。」

花の高校生カルテットは、奥に消えて行く。
それを見て、キョウキが話しを切り出した。
「師匠、たちばなの皆さん剣斗がお世話になっとります。」
「いや、気にするな。俺も久しぶりに弟子を取って、楽しくさせてもらっている。」

ザンキは当初、トドロキのサポート的に変身して戦う予定だったが、剣斗を関東へという四大老の意向を受け関東へ回したが、剣斗を見れる鬼がザンキ以外に居らず、何よりもキョウキの関東での世話役だったことも考慮され、現役復帰となった。
「そんな、私達も楽しいから…。ね、お父さん。」
「あぁ…。」

いつものキョウキらしからぬ真面目な挨拶にしどろもどろする香須美。
「で、キョウキ、なんで関東に?まさか、挨拶だけに来たわけではないんだろう??」
勢地郎が至極当然な質問をした。
「実はな…。」
キョウキが関東訪問の理由を話し始める。
キョウキは、前回と今回の活躍が認められ、以前から申請していた全国を回り各地の強大な魔化魍を退治する近衛隊の竜組、通称 廻り駒に選ばれたのを報告に来たのだという。
この隊は、通常6人編成の近衛隊とは違い3人からなるのだが、今回は特別に4人目として迎えられたのだ。
「それだけじゃ、無いだろう?」
みんながオメデタムードの中、勢地郎が さらにキョウキに尋ねる。
「流石は、おっちゃんやな。実は、光をこっちの学校に通わせて、トドッチに弟子入りさせようと思う。」
一同は、驚きを隠せず口をポカンと開けたまま微動だにしない。
「儂も関東で一年だけやけど、修行したお陰で色々な経験も出来たし、光にも修行の集大成として、関東で修行させたいねん。こっちには、剣斗を始め同じ年代で修行してる子も居るさかいに、絶対に他の子等の刺激にもなってエエと思う。まぁそれに、儂も竜組に入隊が決まってあんまし光
を構われへんっつうのもあるしな。」
「このことは、他に誰かに相談はしたのかい?」
「お頭様及びマサやん、あぁ、えっと、四大老の蒼河ね。それと3Gの了承は得たから、後はトドッチだけ。」
「光くん、本人は何て言ってるんだい?」
「儂と同じように関東で修行出来るんやったら、問題無いって。」
「なんで、トドロキなんだい?」
「トドッチも、あの一件から大分と師匠離れが出来てしっかりしてきてるって聞いたさかいに、ここでトドッチに弟子を取らして一気に一人前になってもらおうかと思って。」

キョウキと勢地郎の問答の後、しばらく沈黙が続いた…。
そして、勢地郎が沈黙を破る。


つづく。

posted by sunafkin at 06:21| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想・バトン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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